犬を飼い始めてまず最初の難関とも言える「トイレのしつけ」
私も犬を飼うのは24年ぶり。それも以前のしつけは母がやっていたので、ちゃんとしつけが出来るのか少し不安もありました。
でも、失敗しつつも諦めずにトイレトレーニングを続けていたら、意外と早くほぼ1か月位でトイレを覚えてくれたので、すっかり安心していました。
が、しかし!生後6か月ごろのある日、急におしっこを失敗するようになったんです!
それも、“ちょっとはずしちゃった”とかではなく、あらゆる場所で所かまわずジャーーッと。
突然のことで正直かなりパニクったので、今同じような状態で悩んでいる飼い主さんがいたら、少しでもお役に立てるかなと思い、
- うちのわんこが突然トイレを失敗するようになった時の様子
- 考えられる原因
- 対処法
を記事にしてみました。
これからわんちゃんを迎え入れる予定の方も、ぜひご覧くださいね♪
ではどうぞ~!!
その日は突然やってきた!
うちのわんこ、マルプーのゆめちゃんは我が家に来て1ヶ月位(生後3ヶ月)でかなりトイレの成功率があがり、生後5ヶ月になる頃にはたまに後ろ足がトイレシートからはみ出たまましてしまうことはあっても、ほぼ成功していました。
しかし、「もう大丈夫だね~」と安心していた生後6ヶ月頃、突然その日はやってきたのです!
ダイニングテーブルの下、私の足元で「ジャーー」という音がしたので何かと思い見てみると
ウソッ(゚Д゚;) おしっこしてる!!
全然悪びれる様子もなく、し終わると笑顔(のように見える)でしっぽまで振ってるし!!
でも最初の1回目はまだ「たまたま今回は我慢できなかったのかな~、まだ子供だしね」なんて思って、そんなに深刻に考えていませんでした。
しかしそれ以降、今まで一度もしたことがなかった玄関や私の寝室でも、所かまわずおしっこをするようになってしまったのです!
もう大丈夫と思ってリビングのラグもちょっと良い物に買い替えたばかりだったのに、思いっきりやってるし~( ;∀;)
突然アホになってしまったんだろうか?
なんか、わざとやってない?って感じもする。
ずっとこのままだったらどうしよう・・・と考えたら心配で心配で💦
今まで積み重ねてきた日々はなんだったんだー!!と泣きたくなりましたよ、ホント。
でも、こうなったのにはきっと何か原因があるはずだと思い、ネット検索したり、犬を飼っている友達に聞いてみたりして情報を集めてみました。
すると、思い当たる原因がいくつか出てきたんです。
うちのわんこが急にトイレを失敗した原因は?
考えられる原因その1:反抗期
犬を飼っている友達に相談したところ
と教えてくれました。
犬にも反抗期があるなんて!!
ビックリして調べてみると、確かにそういう事例が出てきました。
生後6ヶ月頃になる犬が多いそうで、時期的にも当たっています。
新しい環境や飼い主にも慣れ、「このくらいやっても大丈夫かな?」と飼い主を試しだす「自我が芽生える時期」なんだそうです。
- 急に言うことをきかなくなる
- 唸ったり吠えたりする
- ご飯を食べなくなる
など、犬によって反抗パターンは異なるようですが、この時の対応を間違えると上下関係が逆転し、生活に影響を及ぼすこともあるとか!
でも、犬にも「反抗期」というものがあると分かって、少しホッとしました。
反抗期の時、犬は何をしたら飼い主が反応するかを見ているので、反応しないのが一番なんだそうです。
私は最初にお粗相したのを見た時、ビックリして思わず
「ゆめちゃん!何やってるのーー(゚Д゚;)」
と大きな声で叫んでしまっていました。
一番やっちゃいけないことだったぁ・・・_| ̄|○
考えられる原因その2:失敗した時に怒ってしまった
うちのわんこはウンチを失敗することはなかったんですが、おしっこは後ろ足だけトイレシートから出てしまっている状態でしてしまうことがありました。
もう場所は確実に覚えたようだったので、ちゃんと後ろ足もシートに乗せてするように覚えさせようと思い、失敗した時すぐに「ダメ!ここにちゃんと乗ってね」と怒ってしまったんです。
「犬は失敗した後に怒っても何がダメなのか分からない」ということは分かっていたので、それまで怒ったことはなかったんですが、失敗しているまさにその時に言えば理解するかな~と思って。
でも、友達がドッグトレーナーさんに
と言われたそうです。
あぁ、これもやってしまった・・・_| ̄|○
考えられる原因その3:私の不安な気持ちが伝染した
実は所かまわずおしっこをするようになったのは、避妊手術の2日前。
以前飼っていた犬が10歳を過ぎてから「子宮蓄膿症」になり手術をして大変だったので、次に犬を飼う時は避妊手術をしようと決めていました。
ただ、めったにないとはいえ全身麻酔のショックというリスクがあることや、動物病院は夜無人になってしまうことなどが心配で、もし何かあったらと考えてしまうともの凄く不安でした。
普段通りにしているつもりでしたが、犬は察知能力が高いので、私が不安で緊張しているのが伝わってしまったのではないかと思います。
「何かいつもと違う」という不安や環境の変化なども一つの原因のような気がします。
対処法は「トイレトレーニングを1からやり直す!」

手術が終わり帰ってきたら、何事もなかったようにちゃんとしてくれるかも?
と期待していましたが、やっぱり所かまわず・・・でした。
でも無事帰ってきてくれたのが何よりも嬉しい!!
トイレなんていくら失敗しても大丈夫。
また1からトイレトレーニングを始めればいいだけのことだ!
そう前向きに考えることにしました。
それまでウンチはケージの中のトイレトレーに、おしっこはケージの外のトイレシートにする習慣になってしまっていたので、これを良い機会におしっこもトイレトレーにするようにしつけ直すことにしました。
再トイレトレーニングはこうやりました!
- 目覚めた時、食後、あとは5時間おきくらいにケージに入れ、トイレトレーでおしっこをするまで待つ。
- おしっこをする時には、「チーー」と声をかけ、「チー=おしっこ」と分かるようにする。(「ワン・ツー」など決まった言葉で声をかける)
- トイレトレーでおしっこをしたら超大げさにほめまくり、ケージから出してごほうびをあげる。
そして、失敗したら怒らず、声を出さず、表情も変えず さっと抱き上げ、お粗相した場所が見えない所に閉じ込めます。
後始末をしているところを見ると
「飼い主が世話をやいてくれる=構ってくれてる」
と思ってまたやってしまうそうなので、閉じ込めてる間におしっこをした場所をキレイに拭いて、匂いが残らないように消臭スプレーをしたら出してあげます。
とにかくこれをひたすら続けていたら、4~5日位でちゃんとケージの中のトイレトレーでおしっこもウンチもするようになりました(≧▽≦)
最初はうまく出来た時に大げさにほめるだけだったんですが、ごほうびにボーロをあげるようにしたら、あっという間に覚えました!!
やっぱりごほうび大事なのね(笑)
- トイレ以外でやると無視されてつまらない
- トイレでやるとほめられて嬉しい♪
我が家ではしつけをする時、このボーロちゃんにもの凄く助けられました!!ずっと大好きで毎日食べてます
小麦粉・牛乳・保存料・着色料不使用、国産なので安心
まとめ
急に所かまわずおしっこをするようになった時は本当にビックリしましたが、原因は飼い主である私にあったようです。反省💦
でも、この時にトイレトレーニングをやり直した以降はまったく失敗していないので、今になってみれば良い機会だったな~と思います。
それに、より絆が深まったような(*´ω`*)
現在はごほうびなしでもちゃんとトイレトレーでやっていますが、大げさにほめるのは続けています。
犬にとって決まった場所で排泄するのは当たり前のことではないので、一生ほめてあげようと思っています。
犬は喋れないけれど、いつも飼い主を見て、繊細に色んなことを感じているんですよね。
そう思うといじらしい


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